MISSION

細胞や生体が外部環境に応答しながら正常な機能を維持する分子機構はそのほとんどがまだ解明されていません。
また、疾患はこれらの機構が破綻することで引き起こされた状態と解釈することができます。
そこで当研究グループでは、外部環境に応答する分子機構を細胞・個体レベルで解明する基礎研究を行うとともに、医師や民間企業研究者と共同研究を展開することで新たな治療薬の創出につなげたいと考えています。

タンパク質の網羅的解析による医療への貢献

RESEARCH

細胞は細胞膜によって内と外に隔てられており、物理的刺激や化学的刺激、熱、栄養状態やホルモンなど細胞外からの刺激に応答して様々な変化が引き起こされます。また個体レベルでも、外部の環境変化に応答し生体内ホメオスタシスを維持する分子機構が機能しています。そして、これらの破綻により様々な疾患が引き起こされると考えられます。
当研究グループでは小胞体膜イオンチャネルや細胞膜受容体などに注目し、細胞や個体が環境に応答する分子機構を解明するとともに、その破綻によって引き起こされる疾患の治療に資する知見の取得を目指しています。

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